犯罪になり得る逆SEOの手法と、その罪状について紹介しています。

逆SEOで攻撃をすると犯罪になる

 

個人を攻撃するような逆SEOのイメージ

 

誹謗中傷に遭った企業や個人を守る逆SEOが、犯罪になる可能性があるとご存じですか?

 

実は「他人を攻撃する」目的で悪意をもって行われる逆SEOのほとんどが、犯罪として扱われるような悪質な行為なのです。
自分が加害者にならないためにも「犯罪になる可能性が高い逆SEOの手法」を理解し、絶対に行わないように(もしくはそのような内容で専門家に依頼しないように)しましょう。

 

犯罪になる可能性が高い逆SEOの手法

コンテンツの盗用

以前行われていた「コピーサイトを量産する」という逆SEOの手法では、順位を下げたい元サイトのコンテンツを丸々コピーして類似したサイトを作ることで検索順位を下げていました。

 

しかしコンテンツを盗用すれば著作権法の「権利侵害罪」に問われ、賠償責任が発生する可能性があります。
Webコンテンツも著作権に守られているので当然ではありますが、絶対にコピーしてはいけません。

 

虚偽の通報

悪質な逆SEOには「競合するサイトを通報する」という手法があります。

 

競合するサイトが違法な行為をしていたり、ユーザーに不利益を与えていたりする場合は通報しても良いです。
しかし順位を下げる目的で、悪意をもって「虚偽の通報」をすれば犯罪に問われる可能性があります。
バレないだろうという軽い気持ちで行ってはいけません。

 

故意にウイルスを送り込む

 

コンピューターウイルスへ故意に感染させるのは犯罪

 

検索順位を下げる最終手段として「Webサイトにウイルスを送り込む」という手法があります。

 

ユーザーをウイルスに感染させるようなWebサイトが高い評価を得ることはないため、検索順位を下げることが可能です。
しかし他人を攻撃する目的でウイルスを配布した場合「ウイルス作成罪」に問われます。
2年以下の懲役または30万円以下の科料」が課せられる立派な犯罪です。

 

加害者にならないためには

逆SEOをしながらも犯罪を避けるためには「正しい知識を身につける」必要があります。

 

個人で逆SEOを行うにはハードルが高く、多くの場合が業者に依頼しなければいけません。
そのような場合に業者が違法な行為で逆SEOをすれば、依頼者にも責任が降りかかります。
自分が違法な逆SEOに加担していないか確認するためにも、依頼する前に「正しい逆SEOのやり方」を理解する必要があるのです。

 

逆SEOに削除行為は含まれない

悪質な逆SEOの見極め方として「削除行為は含まれない」というポイントがあります。

 

逆SEOはあくまで検索順位を下げる行為であるため、施策を依頼する際に
「削除を代行します!」
という旨の記載がある場合は、いちど詳細を確認するようにしましょう。

 

正しい逆SEOで平和な施策を

少し前の逆SEOは悪質な手段が多く、度合いによっては犯罪に匹敵する悪質性がありました。
私たちが加害者にならないためには、正しい知識を身につけて逆SEOと関わっていく必要があるのではないでしょうか。

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